こどもの病気

診断を受けられた方の病気への理解を深めるためにご利用ください。 一般的な内容を記載しておりますので、お子さんの病状とすべて一致するわけではありません。 家庭での自己診断はおやめください。

アデノウイルス感染症(プール熱など)

 アデノウイルスによって発熱・のどの痛み・咳鼻水・眼の充血・下痢などの症状がでます。発熱は1週間以上続くこともあります。合併症がなければウイルスには抗生物質は効きませんので、解熱剤やせき止め・下痢止めなどによって治療します。特に心臓や肺に持病のある方や免疫不全の方はひどい肺炎になることがありますので、ひどい咳が出るような場合は必ず受診してください。
 せき・くしゃみなどの飛沫や涙のついた手・タオルなどから感染しますので、発熱・眼の充血・のどの痛みや下痢が治ってからも2日間は、保育園・幼稚園・学校にはいけません。お友達とも会わないでください。今までにアデノウイルスにかかっているひとにもアデノウイルスはうつることがあります。タオルやよごれた衣類は次亜塩素酸系の漂白剤で消毒しましょう。

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