手や足の指、耳など冷たい空気にふれる体の先が、赤黒く腫れかゆくなります。ひどくなるとみずぶくれが破けたり出血してしまします。冷たい空気で血のめぐりが悪くなって発症します。真冬よりは11月3月など気温が5度前後まで下がり寒暖の差が大きいときに多くみられます。しもやけになりやすい体質・家系があります。
　治療は血行を改善する薬を塗ります。ひどい場合は抗生物質や副腎ホルモン剤の塗り薬が必要なことがあります。
　おふろでゆっくりあっためマッサージをして血行を改善するのもいいでしょう。急に熱いお湯であっためると逆にかゆみがひどくなります。
　予防が一番大事です。厚手の毛糸の靴下や手袋・耳あてを早めに着用しましょう。くつも生地の厚いものを使うといいでしょう。
　ゴム長靴は雨や雪などが靴底にたまりやすく注意が必要です。