ロタウイルス感染症について ~福山市の説明書より~
どんな病気でしょうか
ロタウイルスによる胃腸炎は、急激な嘔吐と水様性の下痢便を頻回に排泄し、発熱が3割~5割程度みられます。ロタウイルス感染症により世界では5歳末満の小児が年間約50万人死亡しているとされ、その80%以上が発展途上国で発生しています。先進国では死亡例は少ないですが、嘔吐・下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併のため入院治療に至るケースがあります。重症急性胃腸炎で入院する原因としてロタウイルスが最も多いといわれています。
ワクチン接種について
【対象者】
① 1価ロタワクチンを使用する場合
出生6週0日後から24週0日後
② 5個ロタワクチンを使用する場合
出生6週0日後から32週0日後
※出生6週0日後とほ,出生日の6週間後の当日をさすものです。例:2020年11月1日生まれの人の場合、出生6週0日後は12月13日を指します。
【接種方法】
① 1価ロタワクチンを使用する場合
接種歴を確認したうえで、27日以上の間隔をおいて2回経口投与します。
初回接種については、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの間を標準的な接種期間とします。
なお、出生15週0日後以降に初回接種を行う場合、安全性が確立されていません。接種される場合は、このことについて十分に説明を行ってください。
② 5価ロタワクチンを使用する場合
接種歴を確認したうえで,27日以上の間隔をおいて3回経口投与します。
初回接種については,生後2か月に至った日から出生14週6日後までの間を標準的な接種期間とします。
なお、出生15週0日後以降に初回接種を行う場合、安全性が確立されていません。接種される場合は、このことについて十分に説明を行ってください。
① 1価ロタワクチンを使用する場合
出生6週0日後から24週0日後
② 5個ロタワクチンを使用する場合
出生6週0日後から32週0日後
※出生6週0日後とほ,出生日の6週間後の当日をさすものです。例:2020年11月1日生まれの人の場合、出生6週0日後は12月13日を指します。
【接種方法】
① 1価ロタワクチンを使用する場合
接種歴を確認したうえで、27日以上の間隔をおいて2回経口投与します。
初回接種については、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの間を標準的な接種期間とします。
なお、出生15週0日後以降に初回接種を行う場合、安全性が確立されていません。接種される場合は、このことについて十分に説明を行ってください。
② 5価ロタワクチンを使用する場合
接種歴を確認したうえで,27日以上の間隔をおいて3回経口投与します。
初回接種については,生後2か月に至った日から出生14週6日後までの間を標準的な接種期間とします。
なお、出生15週0日後以降に初回接種を行う場合、安全性が確立されていません。接種される場合は、このことについて十分に説明を行ってください。
ワクチンの副反応について
1価ワクチンは、主な副反応は、易刺激性、下痢、咳嗽/鼻漏、食欲不振、嘔吐、血便排泄、鼓腸、腹痛、腸重積症、胃腸炎、皮膚炎等があります。
5個ワクチンは、主な副反応は、下痢、嘔吐、胃腸炎、発熱、腸重積症等があります。重大な副反応ではアナフィラキシーがあります。
5個ワクチンは、主な副反応は、下痢、嘔吐、胃腸炎、発熱、腸重積症等があります。重大な副反応ではアナフィラキシーがあります。
予防接種による健康被害救済制度について
○定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障がいを残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
○健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障がいが治癒する期間まで支給されます。
○ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
○対象年齢を過ぎて接種を希望する場合は、予防接種法に基づかない接種(任意接種)として取り扱われます。その接種で健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を受けることになりますが、予防接種法に比べて救済の額が概ね二分の一(医療費・医療手当・葬祭料については同程度)となっています。
※ 給付申請の必要が生じた場合には、診察した医師、又は保健所保健予防課へご相談ください。
○健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障がいが治癒する期間まで支給されます。
○ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
○対象年齢を過ぎて接種を希望する場合は、予防接種法に基づかない接種(任意接種)として取り扱われます。その接種で健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を受けることになりますが、予防接種法に比べて救済の額が概ね二分の一(医療費・医療手当・葬祭料については同程度)となっています。
※ 給付申請の必要が生じた場合には、診察した医師、又は保健所保健予防課へご相談ください。
接種できない人
1)発熱している人(一般的に37.5℃以上の場合)
2)急性疾患にかかっている人
3)予防接種を受けてアレルギー反応や異常な副反応を起こしたことがある人
4)腸重積症の既往歴があることが明らかな人
5)先天性消化管障害を有する人 (その治療が完了した者を除く。)
6)重症複合免疫不全症の所見が認められる人
7)医師が不適当な状態と認めた人
2)急性疾患にかかっている人
3)予防接種を受けてアレルギー反応や異常な副反応を起こしたことがある人
4)腸重積症の既往歴があることが明らかな人
5)先天性消化管障害を有する人 (その治療が完了した者を除く。)
6)重症複合免疫不全症の所見が認められる人
7)医師が不適当な状態と認めた人
受けるにあたって
1)医療機関で必ず体温を測定し、診察を受けてから接種します。
2)予診票は接種してもらう医師への大切な情報です。責任をもって記入してください。
3)接種当日は、激しい運動はさけてください。
当日の入浴はかまいませんが、注射した部位をこすらないようにしてください。
4)接種後27日間は、他の予防接種を受けられません。
※予防接種を受けたあと30分間は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがあります。
※接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
2)予診票は接種してもらう医師への大切な情報です。責任をもって記入してください。
3)接種当日は、激しい運動はさけてください。
当日の入浴はかまいませんが、注射した部位をこすらないようにしてください。
4)接種後27日間は、他の予防接種を受けられません。
※予防接種を受けたあと30分間は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがあります。
※接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。