風しん(三日ばしか)について 〜福山市の説明書より〜

どんな病気でしょうか

 風しんウイルスの飛沫感染(注:1)によっておこる病気です。潜伏期開(注:1)は2〜3週間です。軽いかぜ症状ではじまり,発疹・発熱・後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか眼球結膜の充血もみられます。発疹も熱も約3日間でなおりますので「三日ばしか」ともよばれています。たいていはこどもの時にかかる病気ですが,大人でも免疫がなければかかります。1994年(平成6年)まで中学生の女子のみに接種をしていましたが,今は男女とも接種ができます。まだかかっていない人は受けておきましょう。合併症として,関節痛・血小板減少性紫放病・脳炎などが報告されています。血小板減少性紫斑病は患者3,000人に1人,脳炎は患者6,000人に1人くらいです。風しんそのものは軽い病気ですが,妊婦が妊娠早期にかかると胎児に悪い影響を与えやすいといわれています。したがって妊娠前に予防接種を受けておくことが大切です。
(注:1)ウイルスや細菌がせきやくしゃみなどで細かい唾液とともに空気中へ飛び出し,空中を飛んでいって人に感染することです。
(注:2)ウイルスが体に感染した後払体内で少しずつ増殖し,ある日突然,症状を出します。感染してから症状が出るまでの期間をいいます。

ワクチン接種について

 福山市では,年間を通して医療機関で実施しています
 対象 すでに麻疹にかかった方
 第1期:生後12か月(1歳)から24か月(2歳)未満
 第2期:5歳以上7歳未満であって,小学校就学前1年間にある人
 2008年度(平成20年度)から2012年度(平成24年度)までの5年間で.麻しん・風しん予防接種(第3期・第4期)が実施されることになりました。
 第3期:中学1年生こ相当する年齢のお子様
 第4期:高校3年生に相当する年齢のお子様

副反応について

 風しんワクチンは生きた病原体の毒性を弱めたものですから,ウイルスが体内で増えます。小児では接種後5〜14日までに,1.9%に37.5℃以上38.4℃未満の発熱,2.6%に38.5℃以上の発熱1.3%に発疹,0・6%にリンパ節腫脹が認められます。予防接種を受けた人から周りの人に感染することはありません。

接種できない人

1)発熱している人(一般的に37.5℃以上を超える場合)
2)急性疾患にかかっている人
3)予防接種を受けてアレルギー反応や異常な副反応をおこしたことのある人
4)麻しん・おたふくかぜ・ポリオ・水ぼうそう・BCGの予防接種を受けて4週間以上経過していない人,その他の予防接種を受けて1週間以上経過していない人
5)医師が不適当な状態と認めた人

受けるにあたって

1)接種会場で必ず体温を測定し,診察を受けてから接種します。
2)予診票は接種してもらう医師への大切な情報です。責任をもって記入してください。
3)接種当日は,激しい運動はさけてください。当日の入浴はかまいませんが,注射した部位をこすらないようにしましょう。
4)風しん接種後4週間は,他の予防接種を受けられません。
■第3期・第4期の女性への注意事項
 妊娠している者またはその可能性がある者は、予防接種不適当者として接種することができませんが、出産後または妊娠していないことが確認された後適当な時期に接種を受けてください。なお接種後2か月間は、妊娠を避けることが必要です。
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